またまた久しぶりの更新となってしまいました。
1月に行なったのですが、ノミ焼き体験をしてきましたのでご紹介したいと思います。
ノミは大工さんが使うものと想像しますが、石屋さんもノミを使うことがあるのです。
もちろん種類は違いますが。
今では石を削るというよりは、コンクリートに対して使うことが多くなってきましたね。
石よりコンクリートは軟らかいとはいえ使用してるうちにノミの先が丸まってきます。
そこでノミ焼きを行ないます。
ノミを火に中に入れ軟らかくし、それをハンマーで叩いて先を尖らせる。
その作業を何回か繰り返し、最後に焼きを入れ強度をまします。
これらの工程をノミ焼きといいます。
わかりやすく言ってしまえば、刀鍛冶と同じような作業です。
まず、ノミを軟らかくします。
この後叩いて形を整え、焼入れの工程ですが作業に夢中になり写真撮り忘れてしまいました。
左がノミ焼きを行なったもの、右が使用したものです。
昔は毎朝この作業を行なっていたそうです。
自分は初めての体験でうまくはできませんでしたが、自分でやったということでとても愛着のあるノミとなりました。